2009年6月20日 (土)

ライカル線でRCAケーブルを自作 ステレオミニプラグ編

今度はライカル線でRCAケーブルを作りました。

前回の電話線によるdockコネクタ~RCAケーブルがとても良い出来だったので

これ以上RCAケーブルは不要かと考えておりましたが、

リビングのホームシアターシステム(AVアンプ)でもiPodを楽しもうということにしたのです。

このためケーブル長は160センチと長めです。

オーディオシステム用のRCAケーブルは20センチほどですのでかなり長く感じます。

今回はdockコネクタではなくNEUTRIK ノイトリック NYS231BG 3.5ステレオminiプラグを使用します。

RCAプラグは秋葉原で買ったペア341円の高級金メッキ。

ケーブルはもちろんライカル線です。

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このプラグの極性を説明しますね。

ピン部分の先が左チャンネル

中央部分が右チャンネル

根本部分がマイナス(グランド、アース)です。

配線する部分は写真向かって左側が左チャンネル

右側が右チャンネル

真ん中がマイナスです。

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ステレオミニプラグは中が狭いので絶縁をしっかりしましょう。

左、右各1本、マイナスから2本接続です。

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あっという間に完成。

エージングのあとの試聴結果をご報告します。

使い始めはやはりキンキントゲトゲ、テケテケしています。

でも耳が慣れたせいか、それともエージングが進んだのか、

1時間ほどで気にならなくなりました。

うん、かなり良いレベルです。

電話線と同じくらいか少し上?

電話線と比べて劇的と言うほどではありませんが満足のいく出来映えです。

金メッキRCAプラグもなかなかのものです。

このプラグだけで数万円もかける方がいらっしゃいますが、

いったいどんな音がするんでしょう?

私の耳ではプラグの違いを聞き分けることが出来ないかもしれません。

「数万円かけたら数万円の音がする。」とは限らないのがオーディオの世界だそうです。

私は「数百円で数万円のアクセサリーに勝つ!!」ことを目標にしていますのでいつか聴き比べをしたいものです。

残念ながら私が数万円のRCAケーブルを買えることは一生無いでしょうし、

数万円のケーブルを買える人が電話線や単価60円のケーブルを自作することもないでしょうから

私もお金持ちもお互いの音を知らずにオーディオを続けることになるでしょうね~。

オーディオは自己満足の世界だからきっとそれでいいのでしょうね。

2009年6月19日 (金)

ライカル線でスピーカーケーブル自作

Timedomainで推奨している電線、ライカル線を使ってスピーカーケーブルを作成してみました。

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0.2sq メートルあたりの単価は60円です。

赤黒の2本を購入しました。

結果が良ければRCAケーブルにも応用する予定です。

このケーブルはあのタイムドメイン社の製品にも使われているもので、

特徴として非常に細く柔らかいということがあります。

http://oyaide.com/catalog/products/p-247.html

一口メモ : 富士通テン製スピーカー”エクリプス”の推奨スピーカケーブル。また、タイムドメイン社製”Yosi9”にも標準使用されています。 柔軟性に富み耐熱性の高いの作業性の良いケーブル

仕様 材質 タフピッチ銅線 芯線 0.2sq(0.08/40本) 絶縁材 シリコン 外径 1.45mm

あっという間に巻癖が付くくらい柔らかいです。

道理でTimedomain miniのスピーカーケーブルがこんがらがりやすいはずです。

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末端処理をします。

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赤と黒を選んだのはスピーカー端子が赤と黒だから・・・。

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これまでの24AWGと比較してみました。太い方がライカル線です。

芯線は細いのですがシリコンの皮膜が厚いので外径は太くなっています。

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芯線の数が全然違います。ライカル線はなんと40本。

まさに蜘蛛の糸です。(タイムドメイン社の由井社長は揖保の糸=お素麺と表現されますが)

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シリコンが柔らかいのでケーブル自体にストレスがかかっていないように見えます。

では聞き比べです。期待に胸をふくらませながらアンプのスイッチをオン!!

試聴の一曲目はいつものキースジャレットのケルンコンサートです。

これも由井社長に教えていただいたことですが、

少し引用しますと、

オーディオの考え方、音について

1)忠実度

2)色付け、好み、主観的忠実度

1,と2に分けて考えることが出来ます。

一般に1,2はごちゃまぜに評価され議論されています。

1は客観的に評価出来ます。例えば音が聞こえるかどうか。 キースジャレットのケルンコンサートの5秒後で右側から聴こえる笑い声。  聴こえないのは忠実度最低です。男女の笑い声がはっきり聞こえれば充分の忠実度。  ケーブルの比較でも何の比較でも、この方法ではっきり分ります。

2に関しては各人考えも違うので、趣味、主観の問題です。 忠実度を挙げれば2の問題を超えて多くの人が良いと思います。

引用終わり

・・・ということで

☆5:女性と男性の笑い声
 ☆4:笑い声
 ☆3:人の声らしきもの
 ☆2:何かの音
 ☆1:何も聞こえず
という評価をすることが出来るとされています。

私のシステムでは☆5です。

でも同じ☆5でもさらにいろいろレベルがあるようでYoshii9ではさらに音場の奥行きや広がりを感じられるそうです。

前置きが長くなりました。

スピーカーケーブルを共立24AWGからライカル線に変えたところ、

最初は少しキンキンしました。トゲトゲしています。

細い線に変えたときはいつもこうなります。

しかし、ケルンコンサート5秒後の談笑はこれまでよりかなりはっきりと聞こえます。

忠実度についてはこれまでを上回る高得点です。

2曲目はセリーヌディオンのコンプリート・ベストです。

知っている曲がたくさん入ったお気に入りの1枚です。

・・・ああ、もう、聞こえてくる音の数が全然違います。

それにしても滑舌の良い音です。Timedomainminiの音とそっくりです。

miniの音はこのライカル線の性格が色濃く出ています。

私の耳が慣れたのか、あっというまにエージングが進んだのか、数曲聞き終わる頃には耳障りなキンキントゲトゲした音は消えています。

とても柔らかく優しい音です。

セリーヌの優しい歌声に包まれます。

良いケーブルです。

miniはずっとキンキントゲトゲした感じが取れませんので私の好みに合わず手放しましたが、もう少しエージングを重ねれば良かったかもしれません。

共立の24AWGも良いケーブルですが

ライカル線の方が一枚上手です。

おそらく私のシステムではこれ以上のスピーカーケーブルは不要ではないでしょうか?!

既に今の音で十分満足です。

友人のラダー形状のケーブルが気になりますのでもう少し自作を続けますが、

もともとの目的である「音楽を楽しむ」ということに没頭できる日は近いようです。

DVDで「のだめカンタービレ」を観ました。

音楽って本当に素晴らしいですね。

コミカルなドラマですがクラッシック中心で音楽を目と耳で楽しめる素敵なドラマでした。

クラッシクコンサートに行きたくなりました。

今日の最後は「フルート名曲集」、「宇多田ヒカルのAutomatic」、「安全地帯のワインレッドの心」で締めました。

2009年6月14日 (日)

スピーカーケーブル ベルデン8460から極細線へ

私が愛用しているスピーカーケーブルはベルデンの8460という白黒のツイスト線なのですが、

タイムドメインの由井社長からのアドバイスで、最近は細い線に興味を持っています。

RCAケーブルの自作は少し手間と時間がかかりますが、スピーカーケーブルは交換するだけですので一分もかけずに実験できます。

身近なケーブルを試してみました。

まずはLANケーブル。

LANケーブルは2本ずつの撚り線が4組、計8本を一束にして作られています。

この皮膜を剥いて芯線だけにし、

2本ずつをスピーカーケーブルにつないでみました。

2本ずつ撚り合わさったツイスト状態です。

う~ん・・・イマイチですね。

高音が伸びません。

全体的に曇りガラスのようなもやもやした音です。

「これはダメだ!!」とすぐに却下。

廃線を利用したのでコストはゼロです。

次に試したのが秋葉原で買ってきていた内部配線用の24AWGという極細線。

共立というメーカーの24AWG

たしかメートル単価30円前後・・・・・

これは、撚らずに一本ずつを左右に2本ずつ。

ぶらぶらさせたままつなぎました。

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これがすごいことに・・・。

最初の一時間は硬い感じの高音がキンキンした感じの音だったのですが、

みるみる音が変わっていって素晴らしく伸びやかな音になりました。

細い線ですのでエージングが早いのでしょう。

中低音のすっきり感はベルデン8460よりも上でしょう。

そして私の好きな高音は断然こちらが上です。

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実験のつもりでつないだ名も無き細線ですが、スピーカーから外せなくなってしまいました。

ベルデン8460に戻す理由が全くなくなってしまいましたから。

由井社長のお話では細い線で撚らずに繊維ストレスを与えずぶらぶら挿せるのがいいのだそうです。

今回の好結果は皆さんのシステムにそのまま当て嵌まるというものではありません。

私の好みや環境に合っていたというだけです。

ニアフィールドでの試聴のため線の長さが2メートル以内と短いこと。

大音量が不要であること。

ピアノ、弦楽器、女声など高音が伸びやかできれいな音楽を私が好んで聴いているということ。

等があげられます。

大きな部屋で重低音を響かせながら大音量で楽しんでいる肩にも当てはまるかどうかはわかりません。

次回はタイムドメインと同じ「ライカル線」でいろんなケーブルを作る予定です。

現在の音質には心から満足していますので、高価なオーディオ機器を購入する予定はありません。

それよりも手持ちのシステムの能力をいかに引き出すか?!ということが楽しくて仕方がありません。

鳥肌が立つCDを3枚紹介させていただきます。

2009年6月13日 (土)

スピーカーの塗装 MDFの塗装 練習編その3

今のところこんな感じです。

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ニスが垂れて溜まったところや、ムラが多いですね。

これまで使っていたイーディオのグローバルゼロワンの塗装はすべすべのツルツルです。

塗装を始める前の段階から全然違っていたのかもしれません。

表面はざらざらですので、サンドペーパーで削るというよりも研ぐというイメージで下地を作るのかもしれません。

もう一回、端切れを買ってきて練習いたします。

仕上がりは全然ダメですが、塗装するだけでこんなに高級感が出ます。

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iPodの下に仮置きしていますが、

木材でiPod専用のスタンドを作ろうかと思います。

木材+ブチルゴム+鉛シートでしっかり防振します。

2009年6月 9日 (火)

スピーカーの塗装 MDFの塗装 練習編その2

昨日の続きでMDFの塗装二日目です。

丸一日で良く乾いています。

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こんな感じで筋が入ったようになっています。

表面にはデコボコがあります。

手で触った感じはしっとり感があります。

ニスが手に付くというわけではありませんがニスの粘度でベトベトしているようです。

240番のサンドペーパーでこすります。

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これもどの程度までやればよいのかわかりません。

とにかくすべすべになるまでやりました。

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乾いた雑巾できれいに拭いてから

2回目の塗装をします。

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一番最初の写真と比べてムラが少なく見えます。

今日の作業でわかったことを書きます。

1.やはり塗料が少し濃いと感じます。

薄め液で薄めて粘度を下げた方が塗りやすいと思います。

2.刷毛の毛が抜けて塗装面に残ります。

これも塗料の粘度が影響するのでしょう。

100円の刷毛だから毛が抜けやすいのかもしれません。

3.サンディングが不足しているようです。

二度目の塗装後に表面を見るとかなり凸凹感があります。

特に刷毛のスジが目立ちます。

塗料の粘度が薄ければこのスジが出にくいのかもしれません。

もっと徹底的に表面をツルツルにする作業を繰り返すのではないかと思います。

自宅の家具類を見ると表面はツルツルです。

5番目の写真にように端っこが削れすぎるようです。

平面に削っているのですが何故か端っこがよく落ちてしまいます。

乾いたらまた全体をサンディングしますが、240番では目が荒すぎだと思います。

300番を買っていますが、表面を鏡面に仕上げるのならもっともっと目の細かい紙ヤスリが必要ですね。

最終工程を刷毛塗りで終わると、必ず刷毛のスジが残るはずですので、

最終工程はサンディングということになるのでしょうか?

それともラッカーなどで表面をコーティングするのでしょうか?

試行錯誤を続けます。

皆様のアドバイスをいただければ幸いです。

2009年6月 8日 (月)

iPod classic用 dock端子への配線詳細

昨日電話線を使用して作ったdock~RCAケーブルのできがあまりによいので

気をよくして一番ややこしいdock端子と電話線との無半田接続について書かせていただきます。

半田を使わずに作ったことが良い結果につながっているように思えますのでこれからもこの方法で移行と思います。

電子工作の基本書を読んでいると、ケーブルを端子につなぐとき、

端子に穴が空いているものにはケーブルをその穴に通差無ければ行けないと書かれています。

半田付けするなら半田メッキしてしまうのでどちらでも良いように思いますが、

真空管アンプTU-870Rのマニュアルにも穴に電線を通すようにと書いてあります。

端子の穴が電線に対して十分大きいものであれば問題ないのですが、

dockコネクタ端子のようにハリのイトヨリも細い穴ではどうしようもありません。

そこで私が取った作戦が以下の通りです。

今回私が使用した電話線は4芯です。

そしてその芯線一本一本はおそらく24AWGよりも細いです。

さらにその一本一本は7本の極細線で構成されています。

その7本の一本一本は、これはもうめちゃくちゃ細いです。

髪の毛よりも細いです。蜘蛛の糸のようです。

そしてdockコネクタ端子の穴はこの蜘蛛の糸が1本、無理して2本通るかどうかのとても小さな穴です。

この蜘蛛の糸をこの穴に通すしか無いと考えました。

7本は絶対通りませんので7本のうち1本だけを通し、その1本を穴から出したあと他の6本と撚り戻すと言うことにしました。

幼稚園児よりひどい絵ですが絵を見ながら解説させていただきます。

Dock1

dockコネクタ端子にはこのように中央に小さな穴があります。

Dock2

電話線の芯線の1本をこのように別けて曲げます。

Dock3

一本だけを端子の穴に通します。

Dock4

通した一本を引っ張って芯線と端子を密着させます。

Dock5

通した1本と残りの6本を撚り戻します。

Dock6

端子と芯線を真っ直ぐ上下に向かい合わせます。

Dock7

熱収縮チューブをかぶせ、圧着します。

私が使用した熱収縮チューブは内径約2mmです。

Dock8

芯線の皮膜が薄く、端子とほぼ同じ太さのためとても良く圧着されます。

Dock9

3本とも同様に処理します。

端子と端子の間がものすごく狭いのでキツキツです。

端子と端子に挟まれますのでさらに圧着度は高まります。

手で揺すってもグラグラしません。

1.端子と配線の接続が出来ると同時に2.絶縁、3.コネクタ内の固定までできて一石三鳥

です。

ケーブル作成の常ですが、RCAプラグ端子や熱収縮チューブ(スミチューブ)をあらかじめ線に通していないとすべてやり直しになりますので、行程をよく考えながら製作して下さいね。

多少いい加減なところはありますが結果オーライです。

ものすごく安定しています。

スピーカーの塗装 MDFの塗装 練習編その1

MDFのスピーカを塗装します。

いきなり本番では怖いのでMDFの小片(70円)を買ってきて練習します。

MDFを塗装するためには次の行程が必要なようです。

1 下地処理

MDFは圧縮材ですので塗料とものすごく吸い込むそうです。

ですので塗料を塗る前に「サンディングシーラー」というシーラーで膜を作る必要があります。

サンディングというぐらいで、一旦塗ったとサンドペーパー(紙ヤスリ)で表面のデコボコを削ってから塗料を塗るのだそうです。

2 塗装

下地処理のあとは塗料を塗ります。

今回は油性ニス(ウレタンニス)のマホガニーを選びました。

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ホームセンターで一番小さい瓶を買いました。

スプレーという選択もありますが、今回は刷毛塗りです。

サンドペーパーは240番と300番を用意しています。

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最後に何か仕上げ剤を塗るかもしれません。

塗料は2~3度塗りを予定しています。

これは塗りながら色の変化を見て決めようと思います。

では作業に入ります。

1.MDFを用意しました。

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これに下地用のサンディングシーラーを塗ります。

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適当な容器に適量を取ります。

今回利用したのはモズク酢の空容器です。

ヨーグルトでもプリンでも何でもいいです。使い捨てで十分です。

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薄く上半分に塗ってみました。0.5mmほどしみこむようです。

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ワリと簡単です。ちなみに私はペンキ塗りは初めてです。

コツも何もわかりません。タダひたすら丁寧に塗るだけです。

薄く塗るルのがコツ、と何かに書かれていましたのでムラが無くなる程度でやめておきます。

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これくらいしみこみます。なお、このMDFは9mm厚です。

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このあと、コグチと呼ばれる切断面も塗り、裏面も塗りました。

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窓際で乾燥させてこのあとお昼ご飯へ。

帰宅後、乾燥を確認したらサンドペーパーがけです。

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あまりきれいに紙ヤスリがけ出来ません。

どの程度削ったらいいのかわからないので適当です。

240番のサンドペーパーですので、元々の素材よりはざらざらしますね。

こんなのでいいのでしょうか?

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一回塗ったところです。

既に結構、濃い色です。

本当は10%ほど薄め液を混ぜた方が良いという話もあります。

この練習で失敗だと思ったら本番ではそうします。

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ついでに真空管アンプの台も塗装しています。

どちらも刷毛で塗っていますが、

刷毛のあとが木目のようで高級感が出ています。

今日はここまでです。

しかし、刷毛がカチカチになっています。

薄め液で洗うものなのでしょうけど、薄め液を買うより刷毛を買った方が断然安いです。

100円以下ですから。

しかし、本番で一番問題となるのはやはりこの部分でしょうね。

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このスピーカーの一番のチャームポイントです。

MDFは平面にして塗れ!!とネットでは書かれていますが、

この見事な曲面はどうすればよいのでしょう?

2009年6月 7日 (日)

iPod classic用 dock RCAケーブル自作 Part2 電話線

皆さんこんばんは

今回は自分でも驚くほど良いケーブルが出来ました。

前回はベルデンの8412を使用してまずまずのケーブルを作れましたが、

今回はすごいです。

もう、iPodはこのケーブル以外で聴く気になりません。

これまでのどのケーブルよりも上です。

では、もったいぶらないで作成風景をご覧頂きましょう。

まず、一番重要なことは、今回使用したケーブルが「電話線」であるということです。

最近、やや、ブランドケーブルに疑いを持っていた私は、身近に使われている名もないケーブルを使ってケーブルを作るのがマイブームになっていました。

しかし、タダの思いつきや暇つぶしの実験ではありません。

例えば電源ケーブルです。

1メートルウン万円もする高級ケーブルよりもホームセンターで400円/mで売られている藤倉電線の2.5sqの方が良いという話は有名です。(当然私も愛用しています。)

そして、RCAケーブルやスピーカーケーブルに電話線が最高!!という話はネット上にたくさん見つかります。

前々からこの電話線を使ってケーブルを、それも細い線の方がよいといわれるiPod用のケーブルを作ろうと考えていました。

今日、ようやくその計画を実行に移せたのです。

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電話線には2芯のものと4芯のものとがあります。

4芯のものを使用します。

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コネクタ部分をブチっと切ります。

使わなくなっって物置に放置されていた電線ですのでタダです。

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皮膜を剥いて中の4芯を出します。

4本のうち1本を右、1本を左、2本を左右のマイナスに使用します。

だから4芯の電話線は非常に好都合です。

前回はdockコネクタに3本の線をつなぎました。右、左、マイナスの3本です。

その3本にベルデン8412を2本つないでケーブルを作ったのです。

今回は右、左、右用マイナス、左用マイナスの4本をつなぎます。

マイナスはdock側は2本を寄り合わせて1本にして接続します。

今回は黄色を右、黒を左、緑と赤をマイナスとして使用します。

電話線は4本並んだ平線なのでいつもの自分のルールどおりに色を使えません。

どこに何色を使ったか必ずメモしておきましょう。

千石電商で購入したコネクタです。

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めちゃくちゃピンが小さいです。

一回目はやけくそになりながら半田付けしましたが、

二回目ともなればもう恐るるに足らず。楽勝です。

しかし、あと、10歳年を重ねて老眼になればもう無理でしょう。

ピンアサインといってどれが右、左、G(マイナス、アース)なのかわからない方はお気軽に質問して下さい。

下記は私がうぃんさんのサイトで質問して教えていただいた内容です。

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表の左端の長いピンが2グランド

裏の左から2列目短いピンが3右音声

表の左から2番目の短いピンが4左音声

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では配線していきます。

むき出しにした4本線はすべて撚り線です。

その一本一本はとても細いです。

この4本の芯線の撚り線のさらに1本だけをこの穴に通します。

通したあと、他の撚り線と撚り戻して熱圧縮チューブで固めます。

そうです。今回はハンダを使わないのです。

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簡単です。あっという間に出来ました。

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コネクタの部品を付け戻していきます。

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最初にどんな風に君であったか記録しておかないと組み立てできなくなりますからご注意ください。

デジカメで記録しておくことをおすすめします。

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うん、いいかんじ。

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写真左、RCAプラグもハンダ不要のコレットチャック式のものを使用しました。

完全に半田フリーです。

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今回は、これまたタダで手に入れたフェライトコアを気休めで装着。

古いパソコンの電源ケーブルから取り外して流用。やっぱりタダです。

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iPod用のゴム+防振ゴム+鉛シートというオーディオボード?です。

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試聴して本当に飛び上がるほど驚きました。

何がどう良いかというのは表現することをやめました。

評論家ではありませんし、オーディオ雑誌のような無理な表現をすべきではないと思います。

とにかくこれまでのどれよりも段違いに良い。そして自信を持っておすすめできる!!

とだけ書かせていただきます。

コストはdockコネクタの500円ほど、RCAプラグの800円の合計1300円程度です。

でも、おそらく数万円のケーブルに勝っていると思いますよ!!

同じものを自作したい、と思われる方で、作り方がわからない方はお気軽に相談して下さいね。

私がネット上で見ず知らずの方にいろいろと親切に教えていただいたことを皆さんにも還元させていただきます。

音楽を楽しむということは他人との競争ではありませんのでお互いに助け合うことが出来ればいいなと考えています。

   

2009年6月 4日 (木)

D-10 バッキー FOSTEX FE-103

皆さんこんばんは

「あ~自作したかったのにな~~!!」ということの最たるモノがこれ(スピーカーの自作)です。

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長岡式バックロードホーンスピーカー D-10 バッキータイプです。

ギリギリまで自作するつもりでした。

ホームセンターに何度も足を運びました。

必要な工具やホームセンターで出来ることなども確認しておりました。

しかし、ヤフオクでこの作品を見てあまりの完璧さに驚きました。

自分のイメージしているものとこの作品とのギャップにびっくりしました。

「こんなにきれいなものが作れるのか~!!」

「あ~~、不器用な僕にはむりだ~!!」

「どうせがらくたしか作れない~」とあきらめ購入してしまいました。

届いた商品がこれです。

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特にすごいのがこれです。

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素人にこんなことが出来ますか!?

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もう、あまりの丁寧きれいな造りにびっくりしました。

きれいにサンディングされているので、板と板のつなぎ目は触ってもわかりません。

音を出す前から感動しました。

これを作って下さった作者様に心からお礼を申し上げます。

ユニットは指定のFOSTEX(フォステクス) 10cmフルレンジ FE103Eを購入しました。

早速取り付けます。

エンクロージャーの作者様の構成により半田付け不要でしっかりと取り付けられます。

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ぐさっと刺すだけ。がっちり。

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4本の取付ネジは制作者様のアドバイスどおり対角線上に少しずつ締めていきます。

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右はイーディオのグローバルゼロワン。

ペアで10万円弱のバスレフブックシェルフですが、

ハイエンドの方から「40万円の値打ち」といわせた名器です。

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では聴いてみましょう。

リファレンスにはiPodからザ・ケルン・コンサート / キース・ジャレット を使います。

これはタイムドメイン社の由井社長から直接アドバイスいただいたもので、

一曲目5秒目からの観衆の談笑が聞こえるかどうかで情報量を計ることが出来ます。

男女の談笑が右側から聞こえてくればOKです。

これまで使ってきたグローバルゼロワンではかろうじてかすかに聞こえる程度です。

ではD-10では?!

ワクワク、そして緊張しながらアンプのボリュームを上げます。

「おおっ!!」

なんとゼロワンよりもかなり鮮明に聞こえます。

2万円弱のエンクロージャーに7千円のユニットがあっさり10万円のスピーカーに情報量で勝ってしまいました。

このあと、いろんなジャンルの音楽を聴いてみましたが、本当に良く鳴ってくれるスピーカーです。

ユニットのエージングが全然ですので耳に触る音が残っていますがそういうユニットに関することを除いてこの箱自体の性能を考えると本当に楽器のように見えてきます。

バスレフト違ってホーン、吹奏楽系の音が実にきれいです。

それでいて女声や弦楽器の音はどこまでも伸びやかです。

スピーカーから音が出ていると言うよりも楽器が演奏しているようなイメージ。

ユニットが演奏してバックロードホーンから音があふれでてくるような。

賑やかな曲では音楽が踊り出してくるようなスピーカーです。

制作者様が丁寧に丁寧に造った1メートル20センチの音道を素直に通ってきた音楽達。

安っぽい音はエージングと共にドンドン良くなっていきますから、使い始めでこの音というのはかなりのポテンシャルです。

音楽を聴いているときに箱を触っても全然手に響きません。

本当に良くできた箱です。よほどしっかりと組み付けられているのでしょう。

MDF素地ですので見た目は安っぽいですが、造りは一級品だと感じました。

これから塗装していきますが、塗装でもさらに音が良くなるという噂ですので

これまた楽しみです。

制作者様にスワンや大型バッキーなどをリクエストしたいところですが、

今は個別の注文を受け付けていらっしゃらないとのこと。残念です。

この作者様の今回の作品、「Fostex 10cm向け 小型 エキスポネンシャルBH 1ペア」は本当におすすめです。

自作しても材料費だけで結構な額になります。普通の素人がどんなに一生懸命造ってもここまでの作品は無理でしょう。

友人のお話ではFOSTEX FE103は3ヶ月から半年ほどエージングに時間がかかり、

その間、良い方向へ激変するとのこと。

私の友人から頂いたFE103に対するアドバイスでは

FE103が新品でしたらエージングで大きく音が変わるそうです。
最初はかなりカサカサした「紙の音」が耳障りですが、次第に繊細感が増してくる、
このカサカサ感はFE103の個性であって、完全には無くなりませんがかなり改善するとのこと。
おおよそ3カ月から半年はかかるそうですし、それから湿気にも敏感ですから、季節で音も変わるそうです。
概して乾燥した冬のほうが友人は好きだそうです。

たぶんこのカサカサ音が音楽性を阻害しているのではないかと教えてくれました。

ただ、もともとが軽量コーンなのでおっしゃられるように情報量は多いはずとも。

さすがに40年も50年も販売され続けているベストセラーユニット。秘めたる力は相当なモノのようです。

そしてこのエンクロジャーはその性能を十分以上に引き出してくれそうです。

FE103の変化と限界を十分楽しんだあとでユニットをより高級なものに変えていきたいと思っています。

候補はこれです。ただし、以下のユニットは直径が大きいのでエンクロジャーの簡単な加工が必要です。(穴をヤスリで少し広げるだけですので簡単でしょう。)

FOSTEX(フォステクス) 10cmフルレンジ FE108EΣ

値段は倍以上になりますが、

限定販売以外で変える10センチフルレンジでは最高峰ではないでしょうか?!

ちなみに私の友人のユニットはこれです。

FOSTEX 10cmフルレンジユニット MG100HR-S 限定品 ペア

めちゃくちゃかっこいいです。

でも、た、高い・・・・。

FOSTEX以外ではこれが有名ですね。

PIONEER 限定生産 10cmフルレンジスピーカー FP-101A ペア

いろいろ目移りしますが当分は今のユニットの実力を引き出すことに専念します。

【追記】

mixiのアドバイスによりユニットの位置を顔より上に上げました。

机>ペットシート>木製スピーカースタンド>ペットシート>大理石>インシュレーターゴム>スピーカー

高音のキツさやガサガサ感がなくなりました。

Jisaku1579000

Jisaku1580000

バックロードから出る音色がふんわり私を包んで行く感じ。

今、チェン・ミンのMOONを聴いています。

悲しいまでに美しい二胡の音色をこのスピーカーが朗々と奏でています。

素敵なスピーカーに出会えたことをとても幸運に思います。

2009年5月30日 (土)

カナレ4S11とベルデン8460

オーディオ用のスピーカーケーブルを聞き比べてみました。

ずっとベルデンの8460を使っているのですが、

気分転換にホームシアター用に使っているカナレの4S11をつないでみました。

購入はいつものHONEZOさんのところです

iPod、さらにiPhoneまで購入してしまって一段落付いてしまった感のある音質向上ですが、

あとは自分の好みの音を探す、という作業で良いと思っています。

さて、二つのケーブルを見て下さい。

Jisaku1549000

あ、カナレの方がちゃんと写っていませんね。すみません。

ではHONEZOさんの画像を拝借して・・・。

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一番上の写真を見ていただければ一目瞭然ですが、

カナレの4S11はめちゃくちゃ太いです。皮膜部分は11ミリもあります。

この線を切断するのは大変な作業です。

そしてものすごく重いです。

ホームシアターをする度に家中に引き回すのですがかなりの重労働です。

ベルデン8460は3ミリずつ。硬くて曲げにくいですが軽くて使いやすいケーブルです。

ベルデンには9497というオレンジと黒のツイストケーブルもありますが、

私の耳では違いを聞き分けられませんでした。

私のスピーカーの内部配線には9497を使用しています。

さて、試聴です。

まずはいつも聴いているベルデンの8460。

YAMAHAの2本で8万円のスピーカーを買ったときにおまけで付いていたケーブルから

この8460に交換したときにはあまりの違いに驚いたモノです。

おまけのケーブルが悪いと言うことではありません。

有名なオーディオ評論家やオーディオメーカーの方の中にはこのオマケケーブルを好んで使われる方がたくさんいらっしゃいます。

オーディオメーカーのケーブルはオカルトなどとプラシーボ効果など入り交じっておかしな話になりがちですので私も注意しています。

それでも安いこともあって私のオーディオのスピーカーケーブルはベルデンです。

情報量が多く、私のが好む弦楽器や女声を美しく伝えてくれます。

HONEZOさんの解説では次の通りです。

ベルデンのプロ用2芯スピーカーケーブルです。世界中で放送局、レコーディングスタジオ、映画館やコンサートホールで標準として使われています。SONY STUDIOで使われていることでも有名なメーカーのケーブルです。レコーディングスタジオではCD、Super Audio CD、DVD-Audioのマスターをモニターするのに音に色付けがあってはなりません。放送局、映画館やコンサートホールでも然りです。そのようなところで使われるケーブルなので癖が無く、非常にフラットな音を聴かせてくれます。SNも良く、リファレンスとしてお使いいただけると思います。機器のキャラクター、特徴は良くも悪くもそのまま再現してくれます。 芯線1本の導体は7本×0.26mm=18AWG(0.82sq)、ケーブル外径は約4mm、1mあたりの撚りは約20回です。

アンプやCDプレーヤーなど、スピーカーの手前の機器を交換する度にその違いをはっきり伝えてくれる、まさにモニターケーブルです。

対するカナレ4S11

同じくHONEZOさんの解説は下記の通りです。

カナレのプロ用4芯スピーカーケーブルです。
放送局、レコーディングスタジオ、映画館やコンサートホールで標準として使われています。
よくミキサーの上にモニタースピーカーが乗っている写真などを見かけますが、
まず日本ではこのカナレのスピーカーケーブルが使われていると言っても過言ではありません。
レコーディングスタジオではCD、Super Audio CD、DVD-Audioの
マスターをモニターするのに音に色付けがあってはなりません。
放送局、映画館やコンサートホールでも然りです。
そのようなところで使われるケーブルなので癖が無く、非常にフラットな音を聴かせてくれます。
SNも良く、リファレンスとしてお使いいただけると思います。
機器のキャラクター、特徴は良くも悪くもそのまま再現してくれます。

4芯ですのでバイワイヤリングにも使えますが赤同士、白同士を撚ってお使いいただければこのケーブルの力を発揮します。
一般にはあまり知られていませんが、スピーカーケーブルが音を濁す原因になっていることがあります。
スピーカーケーブルは、比較的高レベルの信号を伝送するので、ラインケーブルなどの微弱信号回線への電磁妨害が問題となります。
この問題を解決するため、スピーカーケーブルに4芯構造を採用しています。
4芯の効果は、4本の芯線を中心より等距離に配することによって、磁界を互いに打ち消し合わせる点にあります。
そのため2芯の場合に比べて磁界の距離による減衰効果が大幅に向上。
スピーカーケーブルからの放射ノイズを低く抑えることが可能となります。
特に近くにラインケーブルがある場合、スピーカーケーブル→ラインケーブル→スピーカーケーブルの
磁気ノイズループを断ち切ることが出来ます。

芯線1本の導体は41本×0.26mm=2.18sq(14AWG)、ケーブル外径は10.7mmです。

オーディオメーカー製のケーブルが高すぎると思う方、飽きた方、物足りない方に最適だと思います。
音響のプロが使う音質、品質、コストパフォーマンスはオークション出品以来、多数の方にご好評をいただいております。

ホームシアターでは10年近く使い続けてきました。

さてベルデン8460から変更して試聴しました。

じつはAVアンプと違って私の真空管アンプTU-870Rのスピーカー端子は安っぽいモノであまり太いケーブルを挿せません。

もっと早く端子を改造しておけば良かったと悔やみながらもカナレの2芯を撚りまとめてアンプにつなぎました。

エージングは10年もやっていますので十分すぎるほどです。

一聴して違いがわかります。

評論家風に言うと「全体的に音に厚みがある」というのでしょうか?!

特にこれまで不満だった低音~中音域がものすごくたくましくなっています。

高音のきれいなサラブライトマンでさえ数段良くなりました。

ベルデンと同じような単価のケーブルで、聴く音楽や使用する機器によってどちらがよいとか、

さらには個人の好みの問題ですからカナレをおすすめするわけではありません。

ケーブルだけは自分の耳で気に入ったモノをチョイスするしかありませんね。

しばらくこのカナレ4S11を使ってみて「聴き疲れがする」などありましたらまたレポートさせていただきます。

HONEZOさんと私はなんの利害関係もありませんが、このブログではおすすめさせていただきます。

おそらく最安値だと思いますのでこの10年お世話になっています。

お会いしたことはありませんがメールのやりとりではとても親切で感じの良い方です。

私のトンチンカンな質問にも丁寧に答えていただいております。

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