真空管アンプ Feed

2009年6月21日 (日)

TU-870R 使用感 50日目

TU-870Rを自作完成し使用し始めてからおよそ50日が経過しました。

現在の感想を書かせていただきます。

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まだノーマルのままです。

グレードアップオプションは装備しています。

電源ケーブルとスピーカー端子、RCA端子を交換するつもりです。

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真空管の初期不良により最初は雑音が混じっておりましたが

真空管を無償交換していただいてからは絶好調です。

夏場でもあり、電源を入れて2~3分で音が出てきます。

最初、不要かと考えていた入力のセレクトレバーはとても便利です。

しかし、本当に惚れ惚れする良い音です。

出力こそ2Wと小出力ですが、ニアフィールドでオーディオを楽しんでいる私には必要十分です。

まだまだボリュームが余っています。普段は10時~11時くらいで使っています。

出力が少ないからといってアンプの価値は決まりません。

アンプの命は生み出す音でしょう。

最近、「ああ、真空管って本当にいいなあ・・・」と思えてきました。

優しい、力強い、艶のある音だと思います。

人間が生み出すメロディを人間が聴きやすい音で奏でてくれる楽器のようです。

特にクラッシクにはぴったりなのではないでしょうか?

確かにデジタルアンプとは違う音色があります。

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私はCDプレーヤーの代わりにロスレスリッピングしたiPodを使用していますがデジタル機器はこれだけです。

iPodに内蔵されているDACは非常に優秀で、そのHDD構造と合わせてCDプレーヤーでは絶対無理とされる高音質再生を実現しています。

100万円以上もするCDプレーヤーでさえ今のところiPodにはかないません。

TU-870Rはそんな事情もわれ知らぬ顔で優雅に私の好みの音楽を奏でています。

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この安価で小さいアンプが大好きです。

TU-870Rを楽天でも購入できました。送料無料ですしポイントがつきますので実質最安値ですね。

私は真空管アンプはこのTU-870Rしか知りません。

大出力アンプは不要ですので、小出力で音の良いとされる真空管アンプと聞き比べてみたいと思っています。

皆さんおすすめの真空管アンプ(もちろん自作大歓迎です)がございましたら、

コメント、あるいはメールでぜひご紹介ください。

2009年5月10日 (日)

TU-870R 使用感 10日目

TU-870Rを完成させてからおよそ10日ほど経ちました。

10日後の感想を書かせていただきます。

途中で不良真空管の無償交換というトラブルはありましたが、

その後は絶好調です。

本当によい音だと思います。満足しております。

最初、音量が小さいと思っていましたが、これはどうやら真空管が暖まりきっていないウチはそんなもののようです。

十分暖まると音量も十分です。

入力方法は色々変わりました。

最初は安物のCDプレーヤーからの入力でしたが、

途中からPCオーディオのバスパワーUSBDACから、

最近はセルフパワーのUSBDACからの入力となっております。

私は書斎でインターネットするときのBGMとして音楽を楽しむことが多く、

PCオーディオでなくても音楽を聴くときはパソコンの電源が入っているのが当たり前です。

「パソコンのファンノイズがイヤだからPCオーディオはしない」という選択は私にはないのです。

どうせパソコンを常時作動させているのならとことんPCオーディオに凝ってやろうとさえ思います。

デジタルの代名詞とも言えるパソコンと古き良きアナログの代表である真空管アンプ。

この組み合わせが素敵ですね。

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2009年4月29日 (水)

TU-870R製作記

皆さんこんにちは

昨日丸一日かけてTU-870Rを製作しました。

製作にあたって次のものを新たに買いそろえました。

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ハンダ吸い取り線と半田ごて用のスポンジです。

この二つは大活躍でした。

これからTU-870Rを製作される方にはおすすめです。

また精密ドライバーと小型の六角レンチも必要です。

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説明書に沿って作ります。

同梱されているパーツが全部そろっているかチェックしながらどんな部品があるのか見てみます。

前回のUSBDACでは使わなかった部品が多く登場します。

基板のサイズはご覧のようにあまり大きなものではありません。

実際にできあがったアンプも小さなものです。しかし重量はなかなかです。

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基板を二つに折り別けます。

分離した部分が毛羽立っていますのでヤスリでツルツルにしました。

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今回の製作のテーマは「とにかく丁寧に」です。

できあがったアンプに愛着を持ちたいですから作る前から大切にしています。

文頭の数字は組み立て説明書の番号にあたります。

A基板

3ページの1 ベースピン

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A基板に15本立てます。

とても小さいです。私は目立つように黒いゴムの上に並べました。予備が付いていますが無く差無いように注意しました。

基板に刺したら表と裏の両面からハンダ付けします。

ハンダメッキという技術をこれで習得しました。

ハンダは漬けるとか落とすというのではなく、「流し込んでやるもの」と理解しました。

同梱のハンダマニュアルはとても役に立ちました。

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あとあと、このハンダメッキを使って配線を付けていきますのでたっぷりめにハンダ付けしておいてもいいかもしれません。

この行程は7ページの9番の配線のところになります。

ここまでは順調です。

3ページ2 真空管ソケット

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これも基板の裏と表からハンダをたっぷりと流し込んでやります。

こういった高さのある部品をハンダ付けする際に、基板を水平にするため

私は写真のようにゴムの板を敷いてやると作業しやすかったです。

100円ショップで売っているコルクのコースターなんかがいいのではないでしょうか?

もちろん無くてもかまいません。

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3ページの3 抵抗型ジャンパー

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わざわざこんなものを使います。普通のジャンパーを使わない理由はなんでしょうか?

絶縁の意味があるのでしょうか。

3ぺージ4 ブリッジダイオード

どの部品か迷いましたがこれです。たくさんの部品の中から消去法でこれかと考えました。

部品にS1NBと書かれており、ネットで「SINB」を検索すると「ブリッジダイオード・・・」と書かれていて確認出来ました。

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スポンジにはめられています。足の保護が大切な部品なのでしょう。

+-の極性に注意して取り付けます。

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これ以降の部品のほとんどは基板の裏側だけに丁寧にハンダ付けしていきます。

3ページ 5 抵抗

これが一番楽しい作業ですね。

ハンダ付けの練習にもなります。必ず同梱のハンダ付けマニュアルを読み込んでから取りかかりましょう。

最初にA4コピー用紙や広告の裏を使って抵抗を並べていきます。

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これは色で見分けるだけでなく1個1個の抵抗をテスターで計測しています。

基板への取付はR1から順に取り付けていきます。

ハンダ付けマニュアルどおりにやると驚くほどハンダ付けが上手くできました。

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R11、R12、R16、R17の4本の抵抗は少し大型です。

発熱対策で基板から少し浮かせて取付ます。もちろん簡単です。

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4ページ7 電解コンデンサ

+-の極性の注意して取り付けます。

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これまた簡単です。

組み立て説明書に書かれていませんが、オプションの高品質電解コンデンサはこのときに一緒に取り付けておきましょう。

「一旦組み立ててから音質の違いを楽しもう!!」なんて考えているとすごく面倒な手間を繰り返すことになります。

4ページ8 ボリューム

これは簡単です。がっちり取り付けましょう。

上の写真では左側にあります。

B基板

4ページ 1 ベースピン

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A基板とは反対に緑色のパターン面側に刺します。

ハンダ付けも片面からだけです。

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4ページ2 L金具 3ピンジャック

L金具とM2ビスは銀色で同じ小袋に入れられています。

M2は一番小さいビスです。しっかり取付ましょう。

このビスには精密ドライバーが必要です。

ピンジャックの取付も簡単です。

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とにかく丁寧にしっかり取り付けました。

これでB基板も完成です。

A基板、B基板はそれぞれこんな感じになりました。

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ハンダの大きさにバラツキがありますが芋ハンダや玉ハンダはありません。

断線やショートもないようですのでこれでOKとします。

次はシャーシ部分です。

以外にもこの作業が大変でした。

6ページ1 スイッチのとりつけ

スイッチからナット1個とワッシャ(このアンプには使わない)を取り外し、

残りのナット2枚は一番しめた状態から4巻きほど戻したいちで留めておきます。

この4巻き戻しでこういう状態になります。

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実際にはあとでやる配線作業のためこの時点ではスイッチは取り外しておきました。(2個とも)

6ページ 2 ねじつきスペーサ

6ページ 3 出力トランス

6ページ 4 電源トランス

6ページ 5 トランスカバー

6ページ 6 スピーカ端子、ヒューズホルダ

何も難しい行程はありません。プラモデル並みです。

トランスカバーのキズ防止のため紙やプチプチを貼っておくと良いと思います。

7ページ 7 ACコード

電源コードの太さにこだわる私は最初から好企画品位変えたいと思いましたが、キットをとりあえず完成させたかったので付属の部品を使用しました。

ぐいっと差し込みます。簡単です。

7ページ 8 基板の取付

ビスの種類を間違えずに取り付けます。

何も難しいことはありません。

出力トランスや電源トランスから出ているコードがこんがらがらないように注意して下さい。

7ページの9の配線図の形になるように工夫しながら基板をはめて下さい。

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7ページ 9 配線

初心者の私にはとにかくこれが面倒でした。

最初に配線のすべての端をハンダメッキ処理しておきます。

2芯のシールド線はとても細く、皮膜を剥くのが大変です。

一番苦労した部分です。

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悪戦苦闘しながら配線作業を進めます。

ここでベースピンのハンダメッキの意味がわかります。

しっかりやって置いて良かったと思う瞬間です。

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写真上部の赤黄を付け忘れていて完成後にスピーカーの片側しかならず焦りました。

一通り配線がすんだらほっとせず、また焦らずにじっくりとチェックしましょう。(でないと私のようになります・・・。)

9ページ ケース組み立て

1 フロントパネル

2 ボリュームツマミ

これには極小の六角レンチが必要です。私はたまたま持っておりました。

あらかじめ六角レンチにイモネジをセットして穴に差し込み、ある程度(内側からイモネジの先が見える程度)ネジを回し込んでおくと楽に出来ました。

3 ボトムパネル

私は4点支持にしました。

シール類を貼って出来上がり。

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真空管を差し込む力加減がわからず苦労しました。

ネジネジしながらぐっさりと差し込みました。

点火(スイッチオン)

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最初、前述のように配線忘れから片側しかならなかったのですが、配線をやり直して快調になっています。

真空管を1分ほど暖めてからスイッチをオンにするのは楽しい手間です。

音質は期待以上でした。

丸一日かかって作った苦労が一気に報われます。

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見た目もかっこいいです。大満足です。

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くらいところで赤くその存在を示しています。

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先日作ったUSBDACとのマッチングもバッチリです。

これでようやく真空管リスナーの端っこに加えていただくことが出来ました。

幸運にも近所のレンタルショップで本日限定でCDレンタル100円キャンペーンをやっていましたのでクラッシクを中心に10枚も借りてきました。

聴きまくっています。

2009年4月26日 (日)

真空管アンプ TU-870R到着

先日注文していたTU-870Rのキットが届きました。

ザ・キット屋で買いましたのでオプション(OP870)の高品質コンデンサと真空管ガードがついたものです。

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こちらはずっしりと重いです。

かなりの重量感です。

重厚な音を連想させてくれます。

ICアンプと比べて真空管アンプは重いのが特徴ですね。

大型になると30KGぐらいのアンプもあるそうです。

このキットを選んだ理由は

評判が良く、多くの真空管ファンの型が入門用として勧めてくれていること。

ネットなので情報が豊富であることなどです。

送料込みで24400円でした。

このキットを作るにあたり、事前に2冊の本を仕入れています。

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サウンド・クリエイターのための電気実用講座

オーディオクラフトマガジン No.6 (6) (SEIBUNDO Mook)

この2冊はmixiで勧めていただいたものです。

とくにオーディオクラフトマガジン6ではこのキットの作成の様子がカラー写真満載で12ぺージに 渡って詳しく書かれています。

まさにこのキットの詳細マニュアルのようなものです。

まずはこの本をじっくり読んで作り方を頭にたたき込んでから作成に取り組みたいと思います。

キットに付属の説明書も実に細やかです。

初心者向けに半田ごての使い方マニュアルまで付属しています。

次の連休でじっくり作りたいと思います。

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